木箱に並んだ子ども用の桐下駄、鼻緒、足型と巻き尺

こども桐下駄教室

桐下駄のひみつ、10こ見つけよう。

木のこと、音のこと、歩き方のこと。
見て、さわるように、桐下駄を知ろう。

ひみつを見にいく

はじめての下駄、どう選ぶ?

まずは観察

まずは、下駄のからだを
見てみよう

下駄は、木の板だけでできているわけではありません。足をのせるところ、地面にふれるところ、足をささえるひも。それぞれに名前と役目があります。

緑の鼻緒が付いた子ども用の二枚歯下駄
(だい) 足をのせるところ
鼻緒 (はなお) 足をささえるひも
(は) 地面にふれるところ

KIRI GETA DISCOVERY

見つけよう、桐下駄の10のひみつ

気になるカードから読んでみよう。どれも下駄をよく見るための小さな入り口です。

  1. 木のひみつ

    桐は、かるい木

    桐は軽い木として知られ、下駄にも使われてきました。手に持つと、木の履きものらしい形から想像するより軽く感じるかもしれません。

    調査台帳 R0454・R1486

  2. 歯のひみつ

    歯は、足を地面からはなす

    下にある「歯」で、足を地面より高いところに置けます。雨やぬかるみで足元をよごしにくくする工夫としても使われてきました。

    調査台帳 R0516・R1424

  3. つくりのひみつ

    台・歯・鼻緒でできている

    足をのせる「台」、地面にふれる「歯」、足をささえる「鼻緒」。まずはこの三つを覚えると、下駄のちがいが見つけやすくなります。

    調査台帳 R0003・R1489

  4. 音のひみつ

    カランコロンと音がする

    木の歯で歩くと、足元から「カランコロン」。道のかたさや底のつくりで音は変わります。耳でも楽しめる履きものです。

    調査台帳 R0019・R1466

  5. 形のひみつ

    左右が同じ形の下駄もある

    昔ながらの下駄には、右と左を決めずに履けるものがあります。左右を交代して履くと、かたよりを小さくする工夫にもなります。

    調査台帳 R0520・R0137

  6. 履き方のひみつ

    かかとを少し出して履く

    伝統的な履き方では、かかとを台から少し出すことがあります。子どもの下駄は、足の長さと幅を測り、お店の人や大人と選びましょう。

    調査台帳 R0517・R0105

  7. 種類のひみつ

    二枚歯だけじゃない

    低い形、一本歯、高い「こっぽり」など、いろいろな形があります。一本歯や高い下駄は特別な履きもの。遊びで使わず、必ず大人と扱います。

    調査台帳 R0456・R1515

    子ども用の二枚歯下駄
    二枚歯
    一本歯下駄
    一本歯
    高い台のこっぽり
    こっぽり
  8. 鼻緒のひみつ

    鼻緒は選んだり直したりできる

    お店や品物によっては、好きな鼻緒を選んだり、ゆるさを直したり、古くなった鼻緒を交換したりできます。買う前に確認してみましょう。

    調査台帳 R0121・R0232

  9. 職人のひみつ

    できあがるまで、じっくり

    工房によっては、木を乾かし、形をつくり、みがき、鼻緒をすげるまで、たくさんの工程と長い時間をかけます。木を待つことも仕事の一つです。

    調査台帳 R0452・R0233

  10. お手入れのひみつ

    お手入れして、長く履く

    ぬれたままにせず、よごれはやさしく乾拭きして、風通しのよい日陰へ。修理できる場所もあります。手入れの方法は、品物の案内を確かめましょう。

    調査台帳 R0053・R0104

GETA AROUND THE WORLD

世界の博物館にも、
下駄がいるよ

下駄は日本だけで見られているわけではありません。海をこえた博物館でも、日本のくらしや履きもの文化を伝える資料として大切にされています。

  • 日本JAPAN
  • 英国UNITED KINGDOM
  • カナダCANADA
  • 豪州AUSTRALIA

英国では子どもの工作教室に、カナダでは家族の記憶を伝える品に、豪州では日本の木製履物の収蔵品に。下駄の見え方は、場所ごとに少しずつちがいます。

3もんクイズ

きみは、桐下駄はかせに
なれたかな?

三つの答えを選んで「答え合わせ」を押してね。まちがえても、何度でもやり直せます。

Q1 下駄のひもの部分は?
Q2 下駄の音のなまえは?
Q3 下駄の歯には、どんな役目がある?

大人といっしょに

履くときのやくそく

  • はじめは、かわいた平らな場所で少しずつ。
  • 階段やエスカレーターでは、足元をよく見よう。
  • 雨の日やぬれた床では滑りやすいことがあります。
  • 高い下駄や一本歯は、子どもだけで履かないでね。

下駄の形や底材によって注意点は変わります。商品や体験先の案内を守ってください。

FOR GROWN-UPS & TEACHERS

おうちの方・先生へ

本ページは、公開情報をもとに、子どもが桐下駄を観察する入口として構成しました。履き心地、安全性、修理の可否は商品・サイズ・路面・使用者によって異なります。実際の購入・着用時は、個別商品の仕様と販売店の案内をご確認ください。

調査に使用した主な出典を見る

ユーザー提供の「日本の桐下駄・世界の下駄 発信調査台帳」から、子どもの観察につながり、比較的根拠を追いやすい項目を選定しました。

  1. 東京文化財研究所:桐材の性質(R0454)
  2. Reading Museum:世界の履物教材(R0181・R0516)
  3. 辻屋本店:左右のない下駄(R0520)
  4. 辻屋本店:下駄の歩き方(R0517)
  5. ジャパンサーチ:下駄の種類(R0456)
  6. 結城商工会議所:桐下駄の製造(R0452)
  7. GETA:特徴とお手入れ(R0053)
  8. みかも木履:修理と鼻緒交換(R0121)
  9. V&A:Getaを題材にした子ども向け活動(R1424)
  10. Powerhouse Collection:日本の木製下駄(R1486)

参照日:2026年8月11日。商品仕様・価格・安全性は変わるため、公開時にも各原ページをご確認ください。